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2007年7月24日 (火)

Ozzy Osbourne (Jake E Lee)

オジーギタリスト列伝、3番目はこの人、ジェイク・E・リー!曲はもちろん「ミスター・クロウリー」(爆)!
「えーっ!ジェイクだったら<月に吼える>じゃねーの?」とおっしゃるあなた!ごもっともです(爆)!しかしここまで来るともう定点観測ならぬ、同曲比較の方がギタリストの個性がでるだろうってことでお許しを…。
82年、ランディー・ローズの事故死後、ブラッド・ギルスを迎えてツアーを継続したオジー。しかしブラッド・ギルスは自身のバンド、ナイト・レンジャーへ戻ってしまいます。
その後オーディションを経て83年に正式に後任に座ったのがジェイクだった訳です。聞けば日系人。我々日本のファンにとっても大変センセーショナルだったものの、まだ無名だった、ということもあり、果たして、どんなギターを弾くのか?ランディーの代わりが務まるのか?など、やはりお決まりの議論が渦巻きましたね。
恐る恐る針を落としたアルバム、「月に吼える」の1曲目、「バーク・アット・ザ・ムーン」。
まず高速カッティングでグッと心を掴みます。そしてソロ。メロディアスながらもそんなに凄い、という印象もないな…、などと聞き続けるうち、グイグイひっぱられて行き、しまいには、「おー、よくやってるぞ!がんばれ!」などと心でエールを送る自分がおりました(爆)。
最後バシッとそろが決まった時には、思わず「よしっ!よくやったぞ!よくがんばったぁ」などと親のような気分になって涙ぐんだりして(笑)、私だけですかねぇ(爆)。
ともあれ彼は見事にやってのけた、という訳です。もちろん、ランディーとはタイプが違うので、単純に比較は出来ないのですが、ジェイクの場合は当時の最先端ともいうトレンド、LAメタルのスタイル。
どことなく柔らかい感触だったランディーのギターに対して、硬質で、スピーディーに展開するソロや、強烈でカッコイイ「リフ」で独自の評価を得た、と言ってよいでしょう。
彼の愛用はシャーベルのストラトタイプ、しかもアーム無しという珍しい物。
ネックとボディーをグイッと押さえつけてベンドを決める姿はなかなかカッコイイです!
特にセールス面では狼男を買って出たオジーを見事にヒットチャートに送り込み、押しも押されぬキワモノスター(失礼!)として世界中に認知させた功績は十分大きかったと言えるでしょう。
86年にリリースされたアルバム、「罪と罰」はポップすぎる、との指摘はあったものの、やはりセールス的には成功。ただ「暗闇でドッキリ」という邦題にはさすがに腰から崩れましたが…(笑)。
この頃はオジー自身が私生活共々最悪の状態だったらしく、それを嫌ったからか、はたまたランディーのトリビュート盤をいまさらながらリリースする、と言った事などが原因か、2人は袂を分かってしまいます。
その後ジェイクは「バッドランズ」を結成となるわけです。
動画はオジーをスターダムにのし上げた、と言われている、USフェスティバルでのもの。当時リリースされた映像は途中に別な部分が混ざったりしていまひとつだったのですが、このバージョンは全編ドンぴしゃりのカメラワークで見せてくれます
の据わった高速ピッキングが冴え渡る「ジェイク版ミスター・クロウリー」、じっくりご覧下さい!



「Mr.Crowley」(1983)


↓ジェイク・E・リー参加の2枚。ちょっとポップになりすぎた、とはいうものの、この時期があって今のオジーがあるのも事実。しっかりとランディーの影を振り払った名盤、要チェックですぞ。

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コメント

USフェスティバルの映像は以前みたことがあります。ジェイクとベースの人 (当時はボブ?) が対照的なんですよね。

投稿: | 2007年7月24日 (火) 10時35分

コメントありがとうございます!(お名前が…)
ベースはこの時期ボブ・デイズリーですね!
確かにルディー・サーゾあたりから比べると、地味な印象です。

投稿: ふみにゃん | 2007年7月26日 (木) 00時56分

オバちゃん顔のドン・エイリー、ベースはボブ・ディズリーですか?若いですねw
ジェイクに関しては「月に吠える」でランディーに比べてちょっと音が軽くてエフェクティヴなプレイが得意な印象がありました。使用ギターもちょっと変わってましたものね?なるほどリフメイクは上手いんですがインパクトのあるソロとかは聴けなかったのでちょっとがっかりしたのを憶えてます。

この頃からギター雑誌がギターキッズ向けにギターに載せてあるピックアップやらパーツの事を云々言い出した事もあって、彼の使用ギターも随分取り沙汰されたように思います。フロントPUとセンターPUがディマジオのSDS-1でリアPUがダンカンJBだったと記憶してます。お書きになってる通りシャーベル・ストラトでアーム外しと素人目からはなんとも宝の持ち腐れのような使い方!ん~渋い!で、どれくらい効果があるのか信じ難いですが、バックにスプリングがそのままつけてあるので微妙なリバーブが掛かるらしいです・・。

基本的には好きなタイプなので次作「罪と罰」も購入し聴きました。
少々POPな感じも受けましたがそれ以上に音作りが凝ってたのには驚きました。
彼はプロデューサーとしてもやっていける、そんな才覚も十分持ち合わせているように見受けられましたね。

投稿: g | 2009年1月19日 (月) 21時09分

>G さん
いつもコメントありがとうございます!

当「伝ロック」の記事ランキングや検索ワードランキングを見ていただいてもお分かりの通り、以外やジェイクへの注目度は高いようですね!
さすがGさん、ギターの使用にはお詳しい!
私は基本ベーシストなので、そんなにマニアックなことは言えませんが、バックのスプリングで微妙なリバーブ、って(笑)!生音の時だけじゃないのかしらん(笑)? 深いなー。
彼もオジーにとっては重要なギタリストだったことに違いはないですね。

投稿: ふみにゃん | 2009年1月20日 (火) 01時44分

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