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2008年11月 9日 (日)

Japan

ミック・カーンって実はマユが濃いって知ってました?(爆)
ジャパンについては好き嫌いがバッチリ分かれるところでしょうねぇ。そんな私も当時はあまり好みではありませんでした(失礼!)。
ただ誤解のないようにお話いたしますと、今はちょっと見方が変わっている、ということは言えます(キッパリ!)
78年にデビューしたイギリスのバンド、「ジャパン」。バンド名はとりあえず命名した、ということで深い意味はなかったらしいのですが、その名前と元祖ビジュアル系とも呼べるような化粧と色とりどりな髪(笑)で瞬く間に日本のティーンのハートを鷲づかみにします。
中心人物のボーカル、デヴィッド・シルヴィアンと実弟でドラムスのスティーヴ・ジャンセン、ベースのミック・カーン、キーボードのリチャード・バルビエリ。ここにギターのロブ・ディーンを加えたメンバー。
ただ当時もさんざん言われたのですが、結成時、ギターのロブ・ディーン以外はほとんど楽器を弾いたことがない状態からのスターだった点、ブラックミュージックとロックの融合を目指したというものの、様々なジャンルを取り入れた雑多な音楽性とともに、日本での知名度とは裏腹に、本国では全く相手にされていなかったのであります。
以前他のアーティストの項でも書きましたが、当時ハードロック少年だった私はこの格好がハードロックっぽいのに、出てくるサウンドがそうじゃない、というのにはとても抵抗がありまして(爆)(ニューヨーク・ドールズなどもそんな感じだったんですが)、とくにその後80年代にニューウェイブ系で主流となり、日本のビジュアル系の皆様にも大きな影響を与えたと思われる、デヴィッドのいわゆる「シャクリ系」の歌い方どうも好きになれなかったんです。
デヴィッド・ボウイやロキシーにいま一つのめり込まなかったのもその辺の影響があった気がします。
ただ彼らはその後日本が誇る「YMO」のメンバーとの交流やロキシーのプロデューサー、ジョン・パンターの影響もあってエレクトリック・ポップ路線に転向。79年の「クワイエットライフ」あたりから、その傾向が強まり、坂本龍一が参加した80年の「孤独な影」、82年の「錻力の太鼓」ではデビュー時から特徴的だったデヴィッド・シルヴィアンの現実逃避とも自閉的ともいえる独特な歌詞世界の完成ともあいまって、遂にイギリスでもチャートイン。ヨーロッパでも高い評価を得るにいたるわけです。
結果ギターのロブ・ディーンは脱退してしまいますが、ラストとなったワールド・ツアーではギターに一風堂の土屋昌巳を起用したりして話題になりましたね。
解散後にはデヴィッド・シルヴィアンは質の高いソロ作を発表。
特に私の見方が変わったのはキング・クリムゾンのロバート・フリップとのユニット、「シルヴィアン&フリップ」。これは凄かった。
相当に音楽的スキルが高くないとロバート・フリップとなんかやれないですよ!いや、すみませんでした(爆)。
最近でも実弟のスティーヴ・ジャンセンとともにマイペースな活動をしているようですし、ジャンセン、バルビエリ、カーンによる「JBK」カーンの変態ベース(笑)とともに鋭いサウンドを出していたようです。
さて動画!
ここまで書いておいてなんですが、やっぱり初期でしょう(爆)!
いや、この最初期の頃は改めて見ると結構感慨深いですよ(笑)。
デヴィッド本人はもう抹殺したい過去、と言っているようですが(当たり前か)、いやなかなかどうしてカッコいいじゃないですか!
ギターを下げている姿が見たくて、ファーストアルバム「果てしなき反抗」から「コミュニスト・チャイナ」をお届けします。
そう当時赤い髪でマユ無し(笑)がトレードマークだったベースのミック・カーンですが、なんか絵画の個展を開いたりして多彩なところも見せていたような。うろ覚えですが(爆)。
それでは妖しくも興味深い演奏、ご覧下さい!

 



「Communist China」(1978)



↓さあ、やっぱり作品としてはこれをお勧めするしかないですね…。「錻力の太鼓」。その他、紙ジャケでドーゾ!


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コメント

デビュー後日本では美形好きの女性の間でもてはやされました。当時はパンクってカテに入れられてたと思うんですが・・・来日時に某国営放送の歌番組に出たのを観たんですが、ランナウェイズの後だったのかな?えらいショボイ音出しててあれが男のやるRockかと思った記憶があります。YMO絡みの頃はアンチYMOでしたので(今はそうでもありません)聴きませんでしたが、一風堂の土屋さんのギターは好きだったのでその頃はちょっと聴く機会はありました。でも苦手な部類でしたね~。デヴィッドって言うと何故かホルガー・チューカイを思い出すんですがね~・・・。後年フリップ卿とのユニットは購入し聴きましたがあれは良かったですね。傑作でした。ミックに関してはexバウハウスのピーターとやったダリズ・カーやJazz系のロンリー・ユニヴァースでその独特なウニョウニョ・ベースを堪能させて頂きました。個性的な世界観と音楽性を持つ稀有なアーティストですね。

投稿: g | 2009年1月22日 (木) 01時32分

>Gさん 

いつもコメントありがとうございます!
あれが男のやるRockか(笑)。ウケました(爆)。
私も当時は苦手だったので、Gさんも苦手だろうと思ってました(笑)。それにしてもお詳しい…(爆)。
でも今改めて見てみると結構大丈夫だったりするんですよね。人間的キャパシティーが広がったんでしょうか…。

投稿: ふみにゃん | 2009年1月22日 (木) 07時53分

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