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2009年1月 5日 (月)

Delaney & Bonnie & Friends

夫唱婦随
深い意味はございません(爆)。デラニー&ボニーのご紹介です。
サザン・ロック、ブルース、ゴスペルなどを融合したスワンプ・ロックと呼ばれるジャンルの中でも鍵となる非常に重要な役割を果たした人達と言えましょう。
デラニー&ボニーはデラニー・ブラムレットとボニー・ブラムレットの夫婦デュオでありまして、60年代初めにシンドッグスというバンドで活動していたデラニーと同じく夫婦デュオ、アイク&ターナーのバック・コーラスとして活動していたボニーが結婚(出会って5日のビビビ婚らしいですよ)。共に活動をスタートさせたのが始まり。
売りは何と言ってもデラニーもそうなのですが、奥方ボニーの黒人もビックリのソウルフルな歌唱
68年に白人として初めてR&Bの名門スタックス・レーベルと契約し、ブッカー・Tらオーティス・レディングのバックメンを迎えてアルバム「ホーム」(名盤!)を制作するも、白人だったということが知れてからお蔵入り(これも凄いエピソードだな…)。
実際のデビューはエレクトラからの69年のアルバム、「オリジナル・デラニー&ボニー」ということになります。
このアルバムからバンド名義で使われた「デラニー&ボニー&フレンズ」が重要(笑)。
この年当時エリック・クラプトンが結成していたブラインド・フェイスの全米ツアーの前座だった、というのが、大きく運命を左右するわけであります。
彼らの音楽性に大きな衝撃を受けたクラプトンが、ブラインド・フェイスの解散に伴い、フレンズのメンバーとして同行
さらにクラプトンの70年のソロ名義のアルバムをデラニーがプロデュースするなど、その後彼が南部志向へと音楽性を変えていく大きな要因になったと言われています。
ちなみにこの「フレンズ」のメンバーにはピアノにスワンプの顔役レオン・ラッセル
ジム・プライス、ボビー・キーズ、テックス・ジョンソンのホーン・セクション。
ギターのデイヴ・メイスン。バック・コーラスにはリタ・クーリッジ
さらにクラプトンがその後「デレク&ドミノス」結成のために引き抜くベースのカール・レイドル、ドラムスのジム・ゴードン、キーボードのボビー・ホイットロックが含まれておりました。
この「フレンズ」のメンバーは後のジョージ・ハリスンやジョー・コッカーなどの英国勢にも大きな影響を与えた
早々たる顔ぶれ。
結局エリック・クラプトンが前出の3人を引き抜いてしまったのはデラニー&ボニーにとっては痛手だったかも知れませんが、結果としてデレク&ドミノスの「いとしのレイラ」というアルバムが出来たということになるわけですから、皮肉であります。
かのデラニー&ボニーもその後ギターにデュアン・オールマンを迎えて素晴らしいアルバムを制作していますから、それもまた良しでしょう。
72年のアルバム「D&Bトゥギャザー」発表後に2人は離婚。それに伴い、コンビは解消となります。
まあこの夫婦ユニットが離婚で解散、というのはどうしようもないんでしょうかねぇ…。
アイク&ターナー、アバ、ルクプル(爆)、みんなですもの。
離婚しても上手くやってたのは啓介唄子ぐらいじゃないですか。あっバンドじゃないや(笑)失礼いたしました。ポテチン(爆)。
さて動画はやはりクラプトン参加のものが見たいですよね!
69年のツアーの模様を収めて70年にリリースされたライブアルバム、「オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン」 と同時期のものをお届けいたしましょう!
曲はライブでも7曲目に収められていたハイライト・ナンバー「カミン・ホーム」です。
このアルバム、何度か私の話の中にも登場しております(爆)クラプトン好きの従兄弟のお兄さんの所にもレコードがなくて、この車のジャケット写真には長年憧れたもんです…。
いまや動く姿がみれるのですから、いい時代ですなぁ。
レオン・ラッセルやデイヴ・メイスンの姿こそ無いもの、楽しげにギターを弾くクラプトンと、なんと!隣にはビートルズのジョージ・ハリスンが!
しかも弾いているのはマジカル・ミステリー・ツアーで使っていたサイケ・ペイントのストラトですよ、お父さん(笑)!
聞けばジョージがスライド・ギターを自身のスタイルに積極的に取り入れたのも彼らとの共演がきっかけだったとか。
とにかくこれだけのメンバーが集結していながら、各メンバーが出すぎるわけでもなく、実に楽しそうに、活き活きとデラニー&ボニーのバックミュージシャンに徹している…。
この辺が彼らの凄いところであり、音楽的にも伝説的なミュージシャン達を惹きつけてやまなかった所以ではないかと思うのです。
ただ個人的にこの時期のボニーの風貌はちょっと…(爆)。
カーリーヘアーにサングラスではまるでお笑い芸人でしょ(爆)!
もっとキュートな女性なんですが…、まあ他のアルバムのジャケットででもご確認下さい(笑)。
そう、そういえば昨年末にデラニー・ブラムレットの諜報が入りました。なんとも残念…。
ご冥福をお祈りいたします。
それでは歴史的名演、どーぞ!




「Comin' Home 」(1967)



↓というわけで、やはりチョイスはこのライブ。でも彼らの本質に触れるには、ぜひスタジオ盤を聞いていただきたい!感動モノですよ!


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コメント

クラプトンさんの画像の中でこのお二人が演奏しているのを偶然みつけ、うわっ、この金髪姉さん すごいっと思って
検索してみたら、ふみにゃんさんのブログにきました!!はじめましてー。そしたら、とても楽しいブログではありませんか!!わたし、なぜか同年代の方で、洋楽ファンの人に出会ったことがまだないんです。でもふみにゃんさん、の知識、といいますか見識は素晴らしいですっ、感涙ですっ。80年代の洋楽をリアルタイムで聴いてた世代なんですが、最近YouTubeのロック動画を見て70年代かっこいーと思うようになったんです。(でもビートルズが私の洋楽はじめ、なんですけどね)YouTubeの動画ってありがたい?!といいますかはまりますよねー。現在も過去もみーんな、鑑賞できるんですもの。紹介していただいてるアーティストこれから拝見させていただきます。ありがとー!!

投稿: sesesetsuko | 2011年8月26日 (金) 23時34分

>sesesetsuko さん

どーもはじめまして!嬉しいコメントありがとうございます!
私はリアルは70年代後半からなのですけど、同じような経緯で60年代カッコいい!!と思ったクチです(笑)。でも洋楽始めがビートルズって点で一緒ですね!
YouTube最高ですけど、ベスト動画ってどれなんだろう…、という悩みがつきもの。
そこで一度に集めてコメントつけたっていうのがこのブログを始めたきっかけでした。更新が激遅なので、あっという間に追いついてしまうかも…。
またのコメント、お待ちいたしております!

投稿: ふみにゃん | 2011年8月27日 (土) 02時52分

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