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2009年1月12日 (月)

The Clash

遂にこの日がやってまいりました…。ってあまり構える必要はないのですが(爆)、クラッシュを取り上げます。
このブログを長くご覧になっている皆さんはご存知かもしれませんが、学生時代の私はどちらかと言いますとハードロック少年でありまして、パンクにはあまりなびかなかったんですよ。っていうかむしろ毛嫌い(爆)していたと言ってもよいかも(笑)。
もちろん、色々な形で耳にはしてました。ただ、今まがりなりにもこうして「伝説のロックスター~」と看板をあげている手前、やはり素通りはできない、と思うわけです。
改めて向き合って見ましたが、そんな理由で、文章のつたなさには、若干ご了承願いたいと思います(爆)。
70年代終盤に起こったいわゆるパンク・ムーブメント。古くは60年代後半から、ニューヨークのアンダー・グラウンドで活動していたイギー・ポップ&ザ・ストゥージズやMC5、ニューヨーク・ドールズあたりの強力なアジテーションと過激なパフォーマンスを行うバンドを起源に、ラモーンズやジョニー・サンダースらが登場。
そのあおりを受けてロンドンに飛び火したのが、いわゆるロンドン・パンクと呼ばれたグループ。
ストラングラーズやダムド、そしてその象徴として登場したセックス・ピストルズ
そのさなか、76年に結成され、77年に「白い暴動」でデビューしたのがザ・クラッシュ
中心人物はボーカル&ギターのジョー・ストラマー(以外や労働者階級ではなく、中流階級出身。)、そしてギターのミック・ジョーンズ
これまでも他のパンク、ニュー・ウェーブ系統のバンドの所でも書いたことがあるのですが、ピストルズを筆頭としたツンツン頭とか破れたパンツとか安全ピンなどのファッションや、過激な言動やテクニック度外視のパフォーマンスなど、いわゆる「パンク」を象徴したスタイル、というのは演奏するバンド的には一時的なもので、実際にはもっと様々な音楽性やバックグラウンドを内包していた、ということが言えると思います。
クラッシュも例外ではなく、ファーストとセカンドこそ、いわゆるパンクっぽさバリバリですが、79年に発表された2枚組アルバム、「ロンドン・コーリング」は音楽的な幅をぐっと広げた作品となり、ロンドン・パンク組としては初めてアメリカでの商業的な成功を収めた、ということになっています。
それだけに留まらず、ロックの名盤としても必ず名前が上がるアルバムとなっているのはご存知の通り。
その後もレゲエやダブなどの要素を取り入れた作品が増えていくのですが、当時幾分突飛とも思えたこのアプローチも、カリブ系移民のコミュニティとの交流がきっかけだったということのようですね。
音楽的に幅が出てもデビュー時から一貫した政治的、社会的歌詞は健在。そこが彼らのアイデンティティーとも言えるでしょう。
動画としてはいろいろ考えましたが、やはり初期のパンク然とした、激しいパフォーマンスを押さえておくべきでしょう。
デビュー曲の「白い暴動」であります。
いや、今客観的に見ると、カッコいいですね(笑)。
今になってみると音楽的に見ても過激、というより、感情的に精一杯演奏している(爆)ハイ・エナジー・ロックンロールといった感じがします。
過激という部分では、この後まだまだもの凄い連中が登場してきますし。
バンドはこの後ドラムのトッピー・ヒードンとギターのミック・ジョーンズを解雇。新メンバーを迎えての85年の「カット・ザ・クラップ 」が不発に終わり、解散となります。
ジョー・ストラマー自身は映画に関わったりしながら90年代を過ごしますが、バンド「メスカレロス」を結成。
99年のアルバムでまたシーンへ戻って来ますが、クラッシュ再結成の話も出だした02年に心臓発作で帰らぬ人となってしまいました。
実はその1ヶ月ほど前、ミック・ジョーンズが飛び入りする形で約20年ぶりの共演が実現した矢先…。
動画も見ましたが、熱い抱擁(笑)をするでもなく、実にあっさりと演奏していた姿に、私なんぞは逆に感動を覚えたものです。
それではその後の国内外のバンドにも大きな影響を与えた、彼らの若き日の激情。
どうぞご覧下さい!



「White Riot」(1977)


↓やはり「ロンドン・コーリング」でしょう。ベースギターを振りかざすポール・シムノンの写真とポップなタイトル文字。名盤であることに疑いの余地なし。


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コメント

やっぱり永遠のマイヒーローはジョーストラマーであり、クラッシュですよ。
初期のパンクサウンドはもちろん、サンディニスタのカオスとしか言いようがないサウンドも、何でもあり感がパンクなのかなと思ったりします。

投稿: みっちゃん | 2012年11月22日 (木) 12時22分

>みっちゃん さん

コメントありがとうございます!そして半年遅れの超激遅レスにご容赦願います…。
マイ・ヒーローですか!良いですね!パンクサウンドを離れると、変わってしまった、と言って離れていくファンも結構いますよね。そういう所もしっかり認めていくのが真のファンなのではないでしょうか!素晴らしいですね!
またのコメント、お待ちいたしております!

投稿: | 2013年5月 5日 (日) 15時03分

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