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2009年5月31日 (日)

Curved Air

あぁ、美しや、ソーニャ・クリスティーナ…(爆)。
久々のプログレッシブ・ロック編、カーヴド・エアをご紹介します。
70年、イギリスでそれまで活動して実験音楽バンド「シシファス」にミュージカル「ヘアー」のオリジナルキャストだった女性歌手だったソーニャ・クリスティーナが加入。
当初のメンバー、ギター・キーボードのフランシス・モンクマンやヴァイオリン、キーボードのダリル・ウェイ王立音大の学生だったというクラシック畑出身という点、女性ヴォーカルにヴァイオリンの超絶テクが絡むという、当時のむさ苦しいプログレ界(失礼!)にあって、まさに異色と言いますか、独特な存在でありました。
デビュー作「エア・コンディショニング」は全米で8位、続く71年の「セカンド・アルバム」からはシングル・ヒット、「バック・ストリート・ラヴ」 が生まれるなど順調な滑り出しでしたが、傑作サードアルバム「ファンタスマゴリア-ある幻想的な風景-」発表後メンバーの脱退が相次ぎます。
しかしながら、その後当時若干17才だった「天才」エディ・ジョブソンらが加入して発表されたアルバム「エア・カット」はまさしく名盤でありました。
学生時代、プログレ・ファンの友人から聞かされたことがあるのですが、ダリル・ウェイのダイナミックな演奏とは違った本当に繊細なヴァイオリン「メタモーファシス」のドラマチックな美しさが今でも印象に残っております。
その後ロキシー・ミュージックやU.Kなどでの活躍を見れば、彼の才能は一目瞭然。
私的にはその後オリジナル・メンバーのダリル、フランシス、フロリアンが復帰しての実況盤(古っ!)「ライヴ」が印象的でしたなぁ。その後またメンバー・チェンジして発表された2枚のアルバムには後の「ポリス」で大ブレイクするドラマー、スチュワート・コープランドが参加していたのは有名な話ですが、ボーカルのソーニャ・クリスティーナとも結婚してたんですね。
うーん抜け目なし(爆)!
動画的にはエディ・ジョブソン時代か、スチュワート・コープランド参加時代が面白そうだったのですが、当然存在せず(笑)。
72年のベルギーでのTV出演時の映像をチョイスさせていただきました。
やはり適度にヴァイオリンがフューチャーされた曲を、ということで、ちょっとマイナーながら70年のファーストアルバム「エア・コンディショニング」より「プロポジション」をお届けします。猛禽類の映像のインサートは微妙な所ですが(笑)、どーですか!この演奏。
で、特筆すべきはギターのフランシス・モンクマンが使用している透明なギター
アンプで有名なアンペグが69年から71年の2年間のみ生産したという、アクリル・ボディーのダン・アームストロング「ルーサイト」ADA6
ストーンズのキース・リチャーズやエアロスミスのジョー・ペリーらが使用していたことでも有名なこのギター、透明だというだけでなく、ピックアップがカセットで交換式という優れもの。
当然私は本物に触ったことはないのですが(笑)、日本のグレコが作ったコピーモデルの方が精度が良かったという噂の代物(爆)。
こんなにバリバリ弾いている人は初めて見ました(笑)。
ちょっとリッチーっぽい風貌ロング・エコーを多用したアグレッシブなソロは後にクイーンのブライアン・メイが「ブライトン・ロック」で使った手法に似ておりますな。
もうちょっと緻密にやったらこっちが元祖になったかも。惜しいっ(笑)!
なお「バック・ストリート・ラヴ」のプロモではベースもクリスタルのADA4を使用するなど、なかなか効果的に使ってますなぁ。
それにしても美しや、ソーニャ・クリスティーナ。
美しかった…はず(爆)。
なんか一瞬オジーみたいに見えた(爆)。いや失礼(爆)。
その後バンドは90年に再結成、さらに08年にはまさかのスタジオアルバム「リボーン」発売!
ソーニャは若干横に広がったものの(爆)、当時の印象どおりの元気なところを見せております。
それでは緊張感あふれる演奏、お楽しみ下さい!




「Propositions」(1972)


↓名盤「エア・カット」とも思いましたが、私的に大好きだった「ライヴ」をお勧め!繊細さにアグレッシブさが加わった好盤。ぜひ!


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