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2009年9月25日 (金)

Huey Lewis & The News

ヒューイ・ルイスの芸名って、ドナルド・ダックの3人のいたずら好きな甥っ子「ヒューイ・デューイ・ルーイ」から付いたらしいですよ…。
どうも!80年代を代表するアメリカンロックバンド、「ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース」のご紹介であります!
メジャーもメジャー、しかも80年代ってことで、伝ロク的にどうか、というお話はありますが、まあ、最近マニアックな所が続いたので良しとしましょう(笑)。
結成は79年、サンフランシスコ。80年にアルバム「ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース」となるのですが、ここからのヒットはなく、82年のアルバム「ベイ・エリアの風」がヒット作になり、快進撃が始まります。
で意外と知られていないのが結成以前の下積み時代の話。ヨーロッパ放浪中に独学でマスターしたハープで、71年にカントリーロックバンド「クローバー」に参加したルイス。私も大好きな(笑)パブ・ロック界の大御所、ニック・ロウの誘いで76年に渡英。エルヴィス・コステロのデビュー盤にも絡むなどするものの、成功は得られず、シスコで出直しとなったらしいのです。イギリスで当たっていたらちょっと違った展開になっていたかもしれませんねルイスの抜群の歌唱力R&Bやソウルフルな音楽性をベースに80年代特有のキーボードとぶ厚いコーラスを乗せたサウンドキャッチーで疾走感溢れるもの。
前述のアルバム「ベイ・エリアの風」からの「ビリーヴ・イン・ラヴ」(全米7位)をかわきりに83年サード・アルバム「スポーツ」からは「ハート・アンド・ソウル」(全米8位)、翌年に入って同アルバムからは「アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ」 (ゴーストバスターズの元ネタ?) 「ハート・オブ・ロックン・ロール」ロッカバラードの「いつも夢みて」が軒並み6位を記録。
極めつけは85年、大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌「パワー・オブ・ラブ」で悲願の全米No.1に。
その勢いで86年のアルバム「FORE!」からは 「ジェイコブズ・ラダー」「スタック・ウィズ・ユー」連続No.1でまさに一世を風靡したと言って良いでしょう。
もうこの辺は説明不要でしょうなぁ。
彼らの持ち味、といいますか、私個人の印象なのですが、いわゆるR&Bなどのブラックミュージック、オールディーズやソウルのテイストに白人音楽の代表でもあるカントリーの直線的な疾走感が絶妙にクロスした感じが凄いと思うのです。「アメリカン・ミュージック全般を包括した感じ」とでも言うのでしょうか。一部にはその「いかにもアメリカ」の感じ(笑)をスプリングスティーン同様、毛嫌いする人達もいるようですが、当人達は全く意識してないようですね(笑)。
それから特筆すべきはそのエンターテイメント性溢れるステージング
キメキメのアクションはもちろん、お馴染みのアカペラ・コーナーではメンバー全員でドゥ・ワップのスタンダードを時にはラメ入りジャケットまで着てバッチリ決めてくれます
しかしメンバー全員が歌えるっていうのは強みですねぇ。
そういえばかの「ベストヒットUSA」に出演した時も即興でアカペラを披露してくれたっけ…今や伝説ですなぁ!
さて動画ですが、これだけの人達ですから、有名曲はあえて外しまして…(爆)、時期としては「伝ロク」のセオリー通りなるべく古いものを、ということでこの辺が探せる限界か(爆)82年アルバム「ベイ・エリアの風」から「ワーキン・フォー・ア・リヴィン」という曲をチョイスいたしました。
ヒットとしてはスマッシュヒットどまりだったのですが、ライブでは本編ラストに演奏されることの多いノリノリのナンバー!
これでデビューしただけあって、定評のあるルイスのハープもブリブリに決まっております。
バックで盛り上げるのはこの後しばらく一緒にツアーを回ることになる「タワー・オブ・パワー」のホーン・セクション!この辺の人達にしっかりスポットを当てたヒューイ・ルイスの功績は大きいですね。
メンバーについて少しフォローしておきますと、ギターとサックスの両方をこなすジョニー・コーラの存在が大きいでしょうか。
不動(?)のベーシスト、マリオ・シポリナはまるでイタリア・マフィアみたいな名前と出で立ち、くわえ煙草でいかにも悪そうですが(爆)、実際に95年の脱退以降に本当に強盗と覚醒剤で逮捕されているのでシャレになりません(爆)(現在は無事更生。良かったね(爆))。
そう私何気にギタリストのクリス・ヘイズは結構好きなんです。なんで、といっても大きな理由はないんですが(爆、的を得たソロがなんとなく好きなんですよ。ちなみにこの動画のソロはイマイチですが(爆)、「いつも夢みて」の流麗なソロなんかは惚れ惚れします。
さてあれだけヒットしたのに90年代以降はパッタリとヒットの出なくなった彼らですが、どっこい、現在もバリバリ活動中。08年にシカゴと共にジョイントで来日したのも記憶に新しい所。
レーベルがあれこれ変わったり、ギタリストのクリスもついに不参加になってしまったようですが、ダイナミックなライブはそのままに円熟味も加わっているようです。
ライブでもヒットナンバーのオンパレードで、オーディエンス撮りの動画なんか、ぜーんぶお客さんが歌ってて、本人の声が聞こえないっつーの(爆)!
そういえば私が敬愛するトッド・ラングレンのプロデュースでソロ・アルバムの話があったけど、どうなったのかなぁ…。
それでは初々しさはありませんが(爆)若き日のハツラツとした好演、お楽しみ下さい!




「Workin' for a livin'」(1982)





↓動画曲収録のアルバム、「ベイ・エリアの風」。邦題がいいやね。西海岸系のバンドにはやたらこんなアルバムタイトルが多かったですね!もちろん、お馴染みのヒットを網羅したベスト盤のたぐいもおすすめです!


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コメント

おぉ〜相変わらず知らなかった事だらけの内容で、すごいす!
この辺だと僕もすっかりWHAM!最高!って頃なので、記憶が定かです!
今回のトラバは「R&Bやソウルフルな音楽性をベースに」の”ソウル”にかかってますね!w

投稿: ココロ・ナイローラー | 2009年9月27日 (日) 00時12分

>ココロ・ナイローラー さん

いつもコメントありがとうございます!
ワム! いづれやることになるかも。でも本当にバリバリ80年代になっちゃいますね…。
しかしトラバ(笑)。
ソウル違いでやんす。

投稿: ふみにゃん | 2009年9月27日 (日) 18時22分

ご無沙汰してます。
Huey Lewis & The News!!!!! 大好きです。いかにもアメリカってところが好きかも。
聴くと間違いなく元気にしてくれるバンドです。
感じとしては真夏に車の中で、ちょっとボリューム高めにして聴きたいね~。西海岸に様にカラッとした感じの風は感じられないけど。
どの曲も早口なので、一緒に歌おうと思ってもまず無理です。毎回挫折します。この曲然りl
何年か前に久しぶりに新しいアルバムを買ったけど、この感じとはまったく違った雰囲気になって渋かった。ちょっと年取った分大人しくなったかなぁって感じ。
いやぁ~なんだかちょっと元気出てきちゃったな!

投稿: どいみ | 2010年3月 3日 (水) 23時38分

>どいみ さん

どーもご無沙汰しておりました!&コメントありがとうございました!
いやーおっしゃるとおり、元気が出る音楽って良いですよね!
80年代は本当に「ワクワクさせてくれる感」のあるバンドやアーティストが多かった、って印象です。
私は最近カントリーを好んで聞く機会が多いのですが、よーく考えてみるとこのヒューイ・ルイスあたりがすりこみとしてあるような気がします。
またのコメントをお待ちいたしております!

投稿: ふみにゃん | 2010年3月 4日 (木) 08時12分

わたくし、けっこー長い間、
コーラさんって、タワー・オブ・パワーの
メンバーだと思っておりました m(..;)m

ルイスさんの次に取り上げるのは、もちろん
Bruce Hornsby and the Range
だと期待しております・・・好きだったんですよねぇ・・・
この方たち。。。

投稿: junnir | 2011年7月15日 (金) 02時48分

>junnir さん

確かに!一緒に吹いてりゃねぇ…(笑)。
ブルース・ホーンズビーは…検討いたします。(爆)

投稿: ふみにゃん | 2011年8月21日 (日) 21時20分

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