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2010年7月21日 (水)

Nina Hagen

久しぶりの麗しの女性ロッカー編、さすがに最近ネタが尽きてきた感も否めませんが(爆)、来る所まで来まし たニナハーゲンのご紹介であります。
デビューは78年。東西統一前の東ドイツの出身のニナ、父は作家、母は 女優という、いわゆるセレブの家庭だったとか。
またニナと言えば当時一世を風靡したパンクロックのムーブメ ントの中でも女性パンクロッカーとしてもピカイチの存在感でした。「パンクの母」なんていう形容もあったほ ど。
日本でも当時のメディアにはセンセーショナルに取り上げられていたので、記憶に残っていらっしゃる皆さ んも多いでしょう。
しかし、当ブログでも度々お話ししておりますが、私個人としては、当時パンクにはあまり 馴染めなかったクチでありまして、今思い出してもニナはむしろ毛嫌いしていた方だったかも知れません(爆) 。
口端、目尻を吊り上げたドギツイメイク、人を喰ったようなパフォーマンスと言動。
とにかく異端、異質、と 言ったイメージだったので(失礼!)。
で、遅ればせながら今回改めて接したわけですが…。
いいっスね。(爆)
知ってみるもんです。ヒントをくれたココロさん、ありがとう!一年前ですが(笑)。
女優を志すも挫折した ニナはいくつかのバンドに所属した後76年に亡命してイギリスへ。
翌年西ドイツに戻って77年に結成されたのが 、彼女のデビューバンドにして78年1stアルバムタイトルとなった「ニナ・ハーゲン・バンド」というわけです 。
動画としてもやはり!一番ロックスピリットが感じられるこの時期からお届けしたい、という事で、78年のラ イブからお馴染み、「マイ・ウェイ」をお届けしましょう!
フランク・シナトラで有名なあの「マイ・ウェイ」 のパンク・バージョンとも言えるカバー(しかもドイツ語)。
どうですか!このブチ切れ具合(笑)!
あまりの アクションの激しさに、レギンスに重ね穿きした豹柄のスカートがですねー、メクれあがって腰巻みたいになっ てますがなっ(笑)!
ニナ自身も現在に至るまで常に歌い続けているこの曲。バックのメンバーの演奏もパンク というか、かなりのハードロックな好演も光りますね。
最後のギターソロをニナから邪魔されながらも弾き切る ベルンハルト・ポチュカがイケてますな。
「マイ・ウェイ」のパンク・バージョンと言えば、ご存知「セックス ・ピストルズ」のシド・ヴィシャスが歌ったバージョンが有名。
チューブスの「ホワイトパンクス音頭」やデビ ッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」などの好カバーがあったりするニナなので、イントロやアレンジの感 じからてっきりシドのカバーと思っていたのですが…、ちょっと待って下さいよ川崎さん(古っ!)、
シドの「 マイ・ウェイ」のリリースが79年、映像としての歌唱シーンがある、映画「ザ・グレイト・ロックンロール・ス ウィンドル」での公開は80年なんですよ。
ニナ自身もスタジオ盤に収めたのは85年の5枚目のアルバム「イン・ エクスタシー」という事なので、時間軸的にはこの78年のライブが一番早い事になるんですよ!
どっちが先か… うーん、ご覧になってらっしゃるお詳しい方のご意見、お待ちしております(爆)!
さてその後のニナですが、この映像でのバックバンドとは次のアルバム、名盤「ウンバハーゲン」リリース時に は決裂(独立して「シュプリフ」という名前で活動)。
80年代中盤はエレクトリックポップな味付けのサウンド で活動、85年のフェス「ロックインリオ」では存在感のあるステージを披露してましたね。
さらにはンドへの 傾倒、最近はビッグ・バンドをバックにしてジャズを歌ったりと精力的に活動しているようです。
もともと常人 離れした猛烈な音域と歌唱力、表現力をもつ人だけに、何をやってもメン玉ひん剥き、口をひん曲げてニナ・ワ ールドを築き上げるのは見事としか言いようがありません。
ここ日本でもかの戸川純などはもろに影響をうけて いた感じですし、私個人的にはレディオ・ガガあたりにも共通した遺伝子を感じちゃったりするのですが、いか がでしょう。
なお私生活では5人目(?)の若いパートナーとお幸せなようですし、実の娘「コスマ・シヴァ・ ハーゲン」は女優さんになってます。
それではニナ若き日の強烈なステージをどうぞ!!

 


「My Way」(1978)



↓一枚選ぶとすればこれ!セカンド「ウンバハーゲン」。なんと現在国内盤なし(爆)!しかも当時のジャケッ トと違う!あのジャケット、インパクトあったんだけどなぁ。ここであえてLP盤の帯に書いてあったコピーを載 せておきます。「ギャグかファッションか、はたまた恐怖か!? ベートーヴェンを超える感性と、ディートリ ッヒを上回る美貌。巷の噂のニナ・ハーゲン、髪の毛逆立つ第二弾!今回も全編ドイツ語で迫ります。四ヶ国語 詞付き」 凄え…(笑)。


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コメント

ギャグかファッションか、はたまた恐怖か!?って!!!w
その全てに決まってんじゃないすか!!!w

で、名前を新バンドにしました☆

そういえばシドかニナかってどっちなんでしょうね?
マルコムの事だからパクったったらええんじゃ!
イントロ終わりのキーボードまでやったる!
って演ったとか。。。。?

そういえばスタジオヴァージョンでもイントロ部だけ英語なんですよね。
これも何か意図が......ないかも?w

パートナー5人目ですかっっっっ?!?!?!
流石パンクだ!!!!勝てねぇ!!!!!wwwww

投稿: ココロ・GiraffeGlanceGoatee | 2010年7月23日 (金) 14時38分

>ココロ・GiraffeGlanceGoatee

いつもコメントありがとうございます!
ようやく記事になりました(爆)。
うーん、どっちが先かの謎は解けないかんじですか…。
策士マルコム、どんな因果関係がっ!
ところでハンドルはなんと読めば…?

投稿: ふみにゃん | 2010年7月25日 (日) 11時25分

彼女のパンクっぷり・・・勝てませんね!

でも実は、カバーのパンクバージョンって結構好きなんです。

アニメソングのパンクバージョンも結構好きだったりします。

投稿: ロニー | 2010年11月16日 (火) 19時38分

>ロニー さん

いつもコメントありがとうございます!

いやーさすがにここまで弾けてますと一種清々しささえ覚えますねぇ(笑)。

アニソンのパンクバージョン?どんな感じなんでしょうか?
ちょっと気になったりします。

投稿: ふみにゃん | 2010年11月18日 (木) 02時17分

私もそんなに詳しくはありませんが、
SNUFFやSCOTT MURPHYが日本のアニソンや名曲をパンクバージョンでカバーしています。
SNUFFの日本語が完璧に歌えていないのも逆にとても面白くていいですよ。

あと最近だとジブリ映画の曲をパンクカバーしているのが、
6%is MINE(GIRLS)。とても聴きやすいです。
ヴィレッジバンガードで買えますよ。

あとHi-STANDARDが「はじめてのチュウ」を英訳して「My First Kiss」としてカバーしています。
カッコイイです!!

投稿: ロニー | 2010年11月19日 (金) 18時28分

>ロニーさん

いつもコメントありがとうございます!

そう!
そうでした。
私もスコット・マーフィーは好きで一時期大分聞いていたのでした!
なんで忘れてたかなぁ(爆)!

確かに最高。
SNUFF あたりもぜひチェックしてみようと思います。

投稿: ふみにゃん | 2010年11月21日 (日) 04時09分

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