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2010年9月 3日 (金)

Russ Ballard

ラス・バラード70年代のソロ映像、発見だぁあああああっ!
失礼、取り乱しました(爆)。
ラスについては今から3年以上前に当ブログにてバンド「アージェント」時代の映像を取り上げた事があるのですが、いや、よほど情報がないのか(笑)、当ブログでも紹介以来ずっと人気記事のランキングの上位を保っているという事実!
そもそもソロのライブ映像が乏しく、勢いバンド時代の映像を先行せざるおえなかった経緯があるのであります。
ラス自身は現在もマイペースな活動を続けており、2007年あたりのライブ映像も頻繁に出だしましたが、やはり当「伝ロク」としてはソロ活動初期の映像をとりあげたい、ということで機会をうかがっていたのであります。
ここであらためてラス・バラードのキャリアに触れておきましょう。
イギリス出身のラスのデビューは 「アダム・フェイス&ザ・ルーレッツ」というバンドへの63年への参加がきっかけでありました。ブリティッシュ・ビートブームにのって「ルーレッツ」単独でも活動。
66年の解散後は「ユニット4+2」へのセッションへ参加、そこでの活動が元ゾンビーズのロッド・アージェントの目に止まり、彼のバンド「アージェント」への参加となるわけです。
「アージェント」については一度やってますので多くは書きませんが、ギターも歌も、コンポーズも出来るラスはここで大いに才能を開花させた、と言って良いでしょう!
そんな彼がソロとしてのキャリアをスタートさせたのはアルバム「ラス・バラード」で74年のことであります。
76年に名曲「シンス・ユーヴ・ビーン・ゴーン」収録の「ウイニング」、78年にデビッド・フォスターやトトのメンバーを起用したAORな意欲作「サード・ストローク」、80年にはバック・バンド名義を冠したハード・ロックなアルバム「バーネット・ドッグス」、翌81年には「イントゥ・ザ・ファイア」とエピックに4枚のアルバムを残してRCAに移籍。
84年にまた自身の名前のみのシンプルなタイトルのアルバム「ラス・バラード」をリリースします。
何を隠そう、私が初めて聞いたラスのアルバムがこれでありました。
友人からレインボウの「シンス・ユーヴ・ビーン・ゴーン」や「アイ・サレンダー」を作った人のアルバムだぞ!と言って耳にしたのですが、ソロ活動を行っていたとはいえ、当時日本ではほとんど無名
このアルバムのジャケットも「じみー」な感じでしたし、全体通してもマイナー系の曲が多いこじんまりした印象…。
でも良かった!素晴らしかった!
このハードロックを基調としたサウンドに哀愁を帯びつつもキャッチーなメロディー、そして泣きのギター
もう私ら日本人のロック好きにはたまらない感じで一発で虜になったというわけです。と同時に、なぜこの人が売れないのか不思議に思ったもの事実。
その鍵は彼のソングライターとしての秀でた才能にあるように思います。
彼の楽曲は、前述のレインボウへの楽曲提供をはじめ、サンタナ「ウイニング」、スリードック・ナイト「ライアー」、アメリカ「風のマジック」、ホット・チョコレート「ユー・ウィン・アゲイン」、キッスのエース・フレーリー「ニューヨーク・グルーヴ」、ザ・フーのロジャー・ダルトリーとの活動にいたるまで、ジャンルを超えて様々なアーティストに取り上げられているのです。
一方グラサンスタイル(古っ!)で当のご本人が見せるパフォーマンスはなんとなく華やかさに欠ける、とでも言いましょうか、その辺のギャップなのかなぁ、と思ったりします。
そして動画!76年テレビ番組出演時のもので、曲は「シンス・ユーヴ・ビーン・ゴーン」ですよ!旦那!
もう思いっきり当て振り(爆)ですが、この年代のラスの姿を見れた分だけ良し、としましょう!
さて彼の楽曲の中でも一番多くのカバーが存在すると思われるこの曲、レインボウのバージョンに耳馴染みの方は「おやっ?」と思ったかも。
ハードなギターリフのイントロとブレイク、実は原曲ではピアノによる刻みからすぐ歌!なんですよ。
さらにサビの部分、(オー・オオー・オーってとこね。)スキャットになっている、という!
この「ドゥルス・ドゥッドゥ・ドゥー」と歌うところ、なかなかに可愛らしいと思いませんか(爆)?
南アフリカのオネーちゃんバンド、「クラウト」や元ランナウェイズの「シュリー&マリー・カーリー」のバージョンなんかはほぼこちらの原曲を踏襲している感じと言えます。
一方クイーンのブライアン・メイあたりはレインボウ・バージョンが基本のようですね。
たしかにヘビメタで「ドゥルス・ドゥッドゥ・ドゥー」は無いなー(笑)と思うので、よく考えられたリアレンジと思われます。
その後も寡作ながら85年「ファイアー・スティル・バーンズ」、93年「ザ・シーア」、06年「ブック・オブ・ラブ」と3枚ほどアルバムが出ており、近年ではアージェントの再結成にも参加したりと、元気な所を見せているようです。
それでは稀代の名曲の貴重な映像をどーぞ!



「Since You've Been Gone」(1976)


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コメント

この人がアレとかアレとか歌ってる人だったんですね!!!w
ロジャー・ダルトリーとも演ってたなんて。。。。
しっかし同じ様なグラサンかけててもグラハム・ボ(略)

投稿: ココロ | 2010年9月 4日 (土) 15時11分

>ココロ さん

いつもコメントありがとうございます!
そーなんですよ!知る人ぞ知る!
私の場合どーもこの人見ると浜省を連想してしまうんですが(笑)、以前ボブ・シーガーを取り上げた時に「アメリカの浜省」と書いてファンの方に怒られた記憶がありまして…(爆)。
ちなみに同じグラサンでも、とりわけグラハム・ボ(略)

投稿: ふみにゃん | 2010年9月 5日 (日) 14時27分

わー、凄い!1976年!
確かに浜省に見えます(^o^)
貴重な映像ですねー!

で、アルバム再発ですか!
ど、どうしよう(^^;)

投稿: ホット | 2010年10月 3日 (日) 19時30分

>ホット さん

コメントありがとうございます!
まあ、浜省の話はおいておきまして…(爆)。

アルバムは買い!ですよう。

またのコメントをお待ちいたしております!

投稿: ふみにゃん | 2010年10月 4日 (月) 03時10分

たしかに浜省!

懐かしいですね~。

映像かっこいいですね~!
ただステージの火は必要なのでしょうか(笑)

投稿: ロニー | 2010年11月11日 (木) 22時11分

>ロニー さん

いつもコメントありがとうございます!

キーワードが浜省になりつつあるのが恐い今日この頃…(爆)。
この映像がにかっこいい、と言ってくださるロニーさん、あなたは正真正銘のロッカーですね!!

ステージの火は(笑)。まあ燃え盛るロックの象徴、ということで。
っていうかそういう曲調でもないのですが(笑)。

またのコメントをお待ちいたしております。

投稿: ふみにゃん | 2010年11月12日 (金) 03時30分

これを聞いてから頭の中でsince you've been goneが流れたときに
オーオオーオーの部分がどうしてもドウルドウルドウになってしまいます笑

投稿: 20go | 2011年2月28日 (月) 23時04分

>20go さん

コメントありがとうございます!

そうですか!ドウルドウルドウが頭の中で響きますかw。
本望です(爆)。

楽曲を追いかけていくと以外に面白い展開になるもんですよね!

またのコメントをお待ちいたしております!

投稿: ふみにゃん | 2011年3月 3日 (木) 07時50分

私が、ラス・バラードの名前を知ったのはつい最近でした。
今40代なのですが、昔アメドラ『マイアミ・ヴァイス』で『voice』と『in the night』がかかっていたのですが、
ずーっと演奏者・アルバムを探していました。やっとこさ探し当てた次第です。

投稿: む | 2011年8月 2日 (火) 16時09分

>む さん

コメントありがとうございます。
またコメント返しが遅くなってどうもすみません…

そう、マイアミヴァイスで使われてました。
私が初めて聞いたのもその頃のアルバムなんです。
疑問解決に役立っていただけたようで何よりです。
またのコメント、お待ちいたしております!

投稿: ふみにゃん | 2011年8月22日 (月) 00時13分

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