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2011年1月 2日 (日)

Frank Zappa

ここでまた強力な伝説的、ギタリスト/アーティストを取り上げましょう!フランク・ザッパであります。
昔わが家では音楽好きな父親の影響もあってレコード目録、という電話帳のように厚い本を毎年買っておりました。
そこには古今東西のレコードがアーティスト別に掲載されており、アルバムの曲名とともにレコード番号も載っていて、大好きで暇さえあると眺めていたものです。
で、その中に子供心に大変気になる楽曲タイトル群がありました。その邦題は「いたち野郎」だの、「あんたの身体で一番醜い部分はどこ?」だの、「アレを洗ったこと,ないのかよ?」だの、おおよそ曲名とは思えない大変に「変てこ」なものでした。
そしてそのアーティストこそが、フランク・ザッであったわけです。
もう実際曲は聞いた事がなくても名前だけは知っているという方も多いでしょう、わたしが敬愛してやまぬトッド・ラングレンともよく並べて称されるのですが、こっちは筋金入ってます(爆)。
ロック界の偉人、いや、奇人、うーん変人、まあどれも当たっておるわけですが(爆)、とにかく百科事典が書けるような多才かつもの凄いアーティストなので、専門的にお知りになりたい方はどうぞ、ご自分で(爆)。
とりあえず当「伝ロック」ではザックリとご紹介いたしますよ。
'40年生まれのザッパはアメリカのボルティモア出身。66年にバンド、ザ・マザーズ・オブ・インベンションでデビュー。
デビューアルバム「フリーク・アウト」はロックからアバンギャルドな作品が収められた名盤とされる。
ここからソロ作を含めてオリジナル・マザーズで70年まで出たアルバムが10枚ぐらい。
ドゥーワップから現代音楽、ジャズロックの名盤「ホット・ラッツ」は69年。
70年代初頭は元タートルズのフロー&エディ(マーク・ヴォルマン&ハワード・ケイラン)がボーカルとして加入した通称「タートル・マザーズ」と呼ばれた活動期。
この時期は彼の受難期でもありまして、71年のモントルーのライブで観客がフレア・ガンを発砲してライブ中に火災が発生。このエピソードがディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」になったのは有名な話。
さらに聴衆にステージから突き落とされて全身複雑骨折という大怪我を負う…。
この時期はブラスが印象的なジャズロックとブラック・ミュージックに傾倒し、73年に名盤「オーバーナイト・センセーション」。70年代後半からは厳しいオーディションを通して「ザッパ・スクール」とも呼ばれた凄腕ミュージシャンを従えだします。
キーボード、ジョージ・デュークエディ・ジョブソン、ドラマー、テリー・ボジオチェスター・トンプソン等など枚挙にいとまがありません。
79年ニューウェイブ、パンクの影響も見られるアルバム、「シーク・ヤブーティ」はギターボーカルにかのエイドリアン・ブリュー(のちにクリムゾンへ参加)を起用してのこれまた名盤。
ふぅ…(爆)
80年代はこれまた奇才ギタリスト、スティーブ・ヴァイが採譜係からメンバーに昇格。「ザ・ギタリスト・パ~あるいはザッパのギター・アルバム」などのギターを中心としたアルバムや、フル・オーケストラとの共演、シンセサイザー・シンクラヴィアを使った作品など発表。
自身の前立腺ガンが進行する中、自身の作品を総括しつつ、93年に52歳という若さで没…。
なんとざっくりした紹介、失礼いたしました(笑)。
ロックをベースにすべての音楽をミクスチャーして変拍子や即興性を含め高度な作品として昇華させた才能。
辛らつでユーモア、スラング、社会風刺に満ちた歌詞。
生前時発表だけでも60枚を超える膨大な作品とライブ音源は遺族により未だにリリースされ続けております。
また息子のドゥイージル・ザッパもギタリストとして有名。現在でも「ザッパ・プレイズ・ザッパ」として偉大な父の楽曲を再現するツアーなど行っております。
95年には「ロックの殿堂」入りもはたしましたね。
さて!動画。
なんといってもザッパは基本ギタリストな訳でありまして、当「伝ロック」的にも、ロック・ギタリスト的な部分をご紹介するのが良いでしょう!ということで76年アルバム「虚飾の魅惑」から ギター・インストの名曲「ブラック・ナプキンズ」で行って見ましょう。
キャリアを通して様々なギターを使用していたザッパですが、私的にもこのギブソンSGを弾く姿が一番印象的ですね!
どうですか、このエモーショナルでテクニカルちょっと変態をふりかけた(笑)演奏。やはり天才!
77年、エイドリアン・ブリューが参加していた時のテイクで、ビキニパンいち(笑)のテリー・ボジオのドラムがぶっ飛んでます。
なお前述の変な邦題ですが、当然日本側のスタッフが意訳して付けたもの。確かにそんな意味ではあるのですが…。
さらに代表的な所を列挙しておきますと、「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ!」「舟だがや」「鼻クソマン」「イリノイの浣腸強盗」「いまは納豆はいらない」「ア、いかん、風呂むせて脳わやや」…ひどすぎますな(笑)。
余談ですが、私が感動したのはあのレッドツェッペリンの名曲、「天国への階段」のカバー。
基本完コピなのですが、全編レゲエのリズム。ブレイクではチョコチョコ変な擬音が入り、有名なギターソロは完璧なブラスバンドで再現されているという…(笑)。
この愛に溢れた真剣なおちょくり方(爆)、機会があったらぜひご覧になることをおすすめいたしますよ。
ではギタリスト、ザッパの勇姿、ご覧ください!   



「Black Napkins」(1977)

↓なんだかんだで100枚を超えるリリースですし、多岐にわたる音楽性…。伝ロック的にはこちらでいきますか、79年の聞きやすい一作「シーク・ヤブーティ」!正しくは「シェイク・ユア・ブーティ」と読むんだそうです。やっぱり(笑)。


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コメント

「アレを洗ったこと、ないのかよ?」
名前欄に書いたら完全にスパムかと思われて削除される系ですよね。w
ってかあけましておめでとうございます!
新年一発目でザッパって!!!w
スティーヴ・ヴァイと同じ誕生日のココロでした♪

投稿: ココロ | 2011年1月 3日 (月) 13時23分

>ココロ さん

いつもコメントありがとうございます!&あけましておめでとうございます!
いやー、なにも新年一発目、というつもりではなかったんですけど(爆)。
昨年末に、「今年最後にザッパ決めるか!」と思っていたらずれ込んでしまった…、という。
まあ、どっちでも一緒ですけどね(爆)。
しかしヴァイと誕生日が一緒とは!
どうりで…(爆)。いやいや天才ギタリストの素養!
素晴らしい!!

今年も楽しいコメントお待ちいたしております。

投稿: ふみにゃん | 2011年1月 4日 (火) 09時09分

そうですか♪
ふみにゃんさんのこのすごい才能は
お父さん譲りだったんですね。

甲本ヒロトとマギー司郎と同じ誕生日のロニーでした。

今年もよろしくお願いします!

投稿: ロニー | 2011年1月10日 (月) 19時16分

>ロニー さん

いつもコメントありがとうございます!
あの…才能なんてございませんよ。
甲本ヒロトとマギー司郎!妙に説得力ありますね…。
ちなみに私の場合、宮本浩次(エレカシ)と松井秀喜と同じ誕生日であります(笑)。

投稿: ふみにゃん | 2011年1月11日 (火) 01時30分

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